7月に開催され、大盛況のうちに幕を閉じた「スマデビ ジャンボリー!」。当日の講演内容をレポートでお届けします。ユーザーによる多彩な事例講演や交流会、AI・マイナンバーに関する講演、新たなユーザーコミュニティの企画など盛りだくさんの内容をぜひご覧ください!
7月に開催され、大盛況のうちに幕を閉じた「スマデビ ジャンボリー!」。当日の講演内容をレポートでお届けします。ユーザーによる多彩な事例講演や交流会、AI・マイナンバーに関する講演、新たなユーザーコミュニティの企画など盛りだくさんの内容をぜひご覧ください!

2024年に第1回を開催し大好評だった「スマデビ’s got Talent」は、今年も6社のユーザーが出場。各社の熱量と個性があふれる変革エピソードは見応え抜群!甲乙つけがたい6社の発表内容は必見です。

J-POWERジェネレーションサービス株式会社非IT人材による全社を巻き込んだ、超アナログ体質企業の挑戦

J-POWERジェネレーションサービス株式会社は全国10拠点で火力発電所を運用する企業です。本講演では、「市民開発によるロケーションフリーな働き方の実現」をテーマに、デジタル推進室が中心となって進めた全社的な業務デジタル化の取り組みをご紹介いただきました。

講演では、現場の自律的な開発文化を育てるための3つのステップが語られました。まず「火種を見つける」では、現場との意見交換を通じてデジタル化に前向きな人材を発掘。次に「種火を育てる」では、課題や思いを共有できた人材を中心に各拠点から最大10名の「デジタル推進委員」を選出し、市民開発の土台を構築。最後に「火を大きく育て、広げる」では、ハンズオンなどの現場との交流をすべて対面でおこなうことで現場とのつながりを深めることを重視されたそうです。同社の現場を巻き込んだ変革のストーリーはデジタルの民主化を志す企業にとって実践の手がかりとなる講演でした。

株式会社LIXILトータルサービス現場業務を救う!SmartDB使い倒し隊、出動!

株式会社LIXILトータルサービスは、LIXILの子会社として、高品質な工事・取付・メンテナンスを通じて安心と信頼を提供する企業です。本講演では、「現場を救う」をテーマに、老朽化したワークフローシステムの刷新に取り組んだ事例をご紹介いただきました。

現場の負担軽減と業務効率化を目指し、3名のチームが立ち上がり、半年間で約30業務の移行を実現。さまざまな部署と関係が深いメンバーが要件定義や調整、技術力の高いメンバーが実装、そしてリーダーが全体管理と基盤整備を担うなど、それぞれの強みを活かしてプロジェクトを推進。結果として約5,000時間の工数削減を達成し「LIXILアワード」を受賞しました。また移行完了後も「SmartDBを使い倒す」を合言葉に、全社へ価値を発信し続け、活用領域も拡大しています。同社の少人数でも着実に変革を進める姿勢は、多くの共感を呼びました。

株式会社ツルハホールディングス凡事徹底が導いたデジタル変革

株式会社ツルハホールディングスは全国約2600店舗のドラッグストアを運営する企業です。本講演では「店舗マスタ」をテーマに、2024年末に起きた決算誤謬に対する取り組みの裏側をご紹介いただきました。

誤謬発覚当初、全国の店舗に関する過去の土地・契約状況をExcelで整理するも、複雑なデータ管理の限界に直面。そこで注目されたのが、既に店舗マスタとして店舗管理業務で活用されていたSmartDBでした。土地・契約管理業務のプロトタイプをわずか2日間で開発、さらにアプリケーションは2週間で完成・リリースしました。短期間の店舗マスタアプリの改修により影響範囲を最小限に抑え、事態の収束へと導きました。この一件をきっかけに同社は「攻めのDX」を本格的に開始。ピンチをチャンスに転換し、さらなる企業成長を目指されています。

ALSOK株式会社なぜALSOKは DXに本気になったのか?

ALSOK株式会社は警備、防災、介護など多種多様なサービスを展開する業界のリーディングカンパニーです。本講演では「DX体質への変革」をテーマに、大規模なシステム刷新プロジェクトの取り組みをご紹介いただきました。

これまで同社では、11種類のポータル、月間49万件の業務連絡アクセス、175万件の文書管理、300種類のワークフロー、500種類のExcel業務が存在していました。これらをわずか1年でスマデビに統合。さらに本部と現場間の複雑な情報連携もデジタル化され、全社的な業務デジタル化の機運が一気に高まりました。この成果が評価され、DX推進課は「DX戦略部」へと昇格。人材育成にも注力し、わずか8か月で159名のSCS合格者を輩出するなど、DXを支える人材基盤の強化も進めています。膨大で複雑な業務のデジタル化に果敢に挑み、全社へも影響を与えた取り組みは、多くの共感を呼びました。

C-United株式会社心地よいシステムを文化に、未来へ繋がるシステム構築への挑戦。

C-United株式会社はカフェベローチェや珈琲館など全国に7つのカフェブランドを展開する企業です。本講演では、「心地よいシステムの実現」をテーマに、経営統合を経て複雑化したバックオフィス業務のシステム統合と、その先にある「デジタルの民主化」を見据えた取り組みをご紹介いただきました。

2021年以降に2度の経営統合を経験した同社では、3社それぞれで異なる業務フローやブラックボックス化した旧システムが課題となっていましたが、2024年にSmartDBを活用したシステム統合を実現。その後は、情シス任せの構図を打破し、全社員が自ら業務改善に関われる環境づくりを目指して「デジタルの民主化」に着手。SmartDB講座の開催などを通じて、誰もが「心地よい」と感じられるシステムの構築を進めています。システム統合という大きな壁を乗り越え、現場を巻き込んだ変革を推進する姿勢は、多くの共感を呼びました。

丸紅I-DIGIOホールディングス株式会社5つの会社、ひとつの未来。スマデビで開く明日へのトビラ

丸紅I-DIGIOホールディングス株式会社は丸紅グループのIT事業を担う4社を統括する持ち株会社です。本講演では「システム統合と、社内のデジタルマインドの変革」をテーマに、11のワークフローシステムを統合した取り組みをご紹介いただきました。

同社では、グループ内に乱立した11のワークフロー統一のためSmartDBを導入。担当者の「要望を3時間以内で実現する」というポリシーのもと、約半年で20個のアプリを開発し、複雑な組織体制への対応とシステム統合を成功させました。システム統合を成し遂げた後も、さらなる目標である全社の「ITエキスパート集団化」に向けて取り組みを続けています。全社の意識改革を見据えた日々の取り組みや、「デジ民」により誰もが業務や会社を変革できる状態を目指したいという将来への想いは多くの共感を呼びました。

グランプリGrand Prix

凡事徹底が導いたデジタル変革

株式会社ツルハホールディングス
財務経理本部 IR・予算管理部 部長
若林 慧 さん

受賞コメント

スマデビジャンボリーという最高の舞台で、素晴らしい発表に刺激を受けつつ、2代目グランプリという光栄な賞をいただけたことを大変うれしく思います。
また、当社メンバーの頑張りを評価いただけたことが何よりの喜びです。オーディエンスの皆さまから「勇気をもらった」との声も多く頂戴し、私たちの挑戦が誰かの一歩になることを実感しました。今後も、現場起点の取り組みを通じて、デジタルの民主化に貢献してまいります。


準グランプリ2nd Grand Prix

5つの会社、ひとつの未来。
スマデビで開く明日へのトビラ

丸紅I-DIGIOホールディングス株式会社
管理本部 情報企画部 部長
喜多 大樹 さん

受賞コメント

準グランプリを受賞し、本当に嬉しく思います!登壇企業のみなさんとは会社も立場も異なりますが、スマデビを介し「戦友・仲間」として思いをひとつに協創できたことが一番の思い出です。懇親会でも多くの熱い声をいただき、登壇して本当に良かったと実感しました。
今日からは準グランプリというタイトルを掲げ、社内のデジ民活動をさらに加速させていきます!

丸紅I-DIGIOホールディングス株式会社登壇決定!

スマデビ’s got Talentで準優勝に輝いた丸紅I-DIGIOホールディングスの登壇が決定!
11のワークフローシステムを統合した取り組みを、より詳しくお話しいただきます。
ぜひお気軽にお申込ください!

弊社代表の山本や前デジタル庁村上さんの講演を当日の映像で、
KDDI横山さんとの対談は講演丸ごと記事にしてお届けします。
アンケートでも好評だった講演パート、ぜひご覧ください!

ウェルカム・スピーチドリーム・アーツ 代表取締役社長 山本 孝昭

代表の山本からは、弊社の理念「協創する喜びにあふれる、人と組織と社会の発展に貢献する」の意味のほか、日本企業の経営課題であるDXの内製化や、IT技術者の割合における日本とアメリカの違い、そしてデジタルの民主化の必要性についてお話しました。

そして、私達がどのように大企業のDXのお手伝いをしようとしているのか3つの戦略についてお話しました。また、30年前からの盟友である、前デジタル庁 デジタル統括官の村上さんのご紹介も行いました。

スペシャルゲスト・スピーチ前デジタル庁 デジタル統括官 村上 敬亮 さん

前デジタル庁 デジタル統括官で、マイナンバー責任者をされていた村上敬亮さんによる講演です。DXとはなにか、DXとデジタル化の違いについて触れたうえで、マイナンバーの仕組みのお話や、民間での活用についてのお話いただいています。

そして、マイナンバーのお話を通して、DXに必要な「想像力、イマジネーション」について語っていただきました。

ユーザー講演KDDI株式会社 横山 拓郎 さん

昨年の「スマデビ’s got Talent」で優勝されたKDDI横山氏の講演では、KDDIにおける「デジタルの民主化」の重要性について対談形式でお話しいただきました。

内製化人材育成におけるさまざまな取り組み、内製化の重要性、10年ぶりの稟議業務刷新プロジェクトをコーポレート部門主体の内製でリリースするに至ったお話など盛りだくさんに語りました。

講演ブログ近日公開!

スマデビの新たな世界ドリーム・アーツ CTO 石田 健亮

弊社CTOの石田からはスマデビの最新情報として、マイナンバーカードによる本人確認の機能についてや、AIを業務プロセスに自然に組み込む新たなアプローチ「DAPA(DreamArts Practical AI):ダーパ」について紹介しました。詳細はそれぞれのページにてご確認ください。

ウェルカム・スピーチドリーム・アーツ 代表取締役社長 山本 孝昭

代表の山本からは、弊社の理念「協創する喜びにあふれる、人と組織と社会の発展に貢献する」の意味のほか、日本企業の経営課題であるDXの内製化や、IT技術者の割合における日本とアメリカの違い、そしてデジタルの民主化の必要性についてお話しました。

そして、私達がどのように大企業のDXのお手伝いをしようとしているのか3つの戦略についてお話しました。また、30年前からの盟友である、前デジタル庁 デジタル統括官の村上さんのご紹介も行いました。

スペシャルゲスト・スピーチ前デジタル庁 デジタル統括官 村上 敬亮 さん

前デジタル庁 デジタル統括官で、マイナンバー責任者をされていた村上敬亮さんによる講演です。DXとはなにか、DXとデジタル化の違いについて触れたうえで、マイナンバーの仕組みのお話や、民間での活用についてのお話いただいています。

そして、マイナンバーのお話を通して、DXに必要な「想像力、イマジネーション」について語っていただきました。

ユーザー講演KDDI株式会社 横山 拓郎 さん

昨年の「スマデビ’s got Talent」で優勝されたKDDI横山氏の講演では、KDDIにおける「デジタルの民主化」の重要性について対談形式でお話しいただきました。

内製化人材育成におけるさまざまな取り組み、内製化の重要性、10年ぶりの稟議業務刷新プロジェクトをコーポレート部門主体の内製でリリースするに至ったお話など盛りだくさんに語りました。

講演ブログ近日公開!

スマデビの新たな世界ドリーム・アーツ CTO 石田 健亮

弊社CTOの石田からはスマデビの最新情報として、マイナンバーカードによる本人確認の機能についてや、AIを業務プロセスに自然に組み込む新たなアプローチ「DAPA(DreamArts Practical AI):ダーパ」について紹介しました。詳細はそれぞれのページにてご確認ください。

スマデビジャンボリー2025 講演動画

スマデビジャンボリー2025 講演動画

午前中に開催されたユーザー限定イベントでは、「デジ民ゲーム」を初お披露目!
ゲームを通して、どうすればデジ民を推進できるのかユーザー同士でディスカッションする場となりました。

また、新たなコミュニティ計画も発表。ぜひ詳細をご確認ください!

当日の様子

ここでしか見れない!オープニング映像集

25年スマデビ ジャンボリーのデザインテーマは「漫画の世界」。
スマデビのキャラクター「チェロ(Cello)」が漫画に入り込んだイメージで制作しました。

スマデビ ジャンボリー!第1部 コネクトオープニング映像

スマデビ ジャンボリー!第2部 ヴィジョン オープニング映像

スマデビ ジャンボリー!スマデビ’s got Talent オープニング映像