2024年10月23日

SmartDBダイナミックロードマップ

ダイナミックロードマップとは、製品のビジョン、方向性、優先順位を示した計画表です。
顧客のフィードバックや競争環境の変化に対応していくために、ダイナミック(動的)かつ発展的に計画を見直します。

お寄せいただく数々の要望については本ロードマップを軸にしながら、下記のポイントを満たすものを優先して対応していきます。
ロードマップに関連するご要望をお持ちの場合は、優先度を上げられる可能性も高いため、弊社サポートまでお寄せください。

  • ダイナミックロードマップと合致または関連性が高いもの
  • 共通性・汎用性が高く、複数のユーザーにその価値を還元できるもの
  • 業務のカバー範囲を広げデジタルの民主化・MCSA・グローバルコネクトなど「SmartDB」が実現したい領域を促進させるもの
  • 既存機能のうち一般的な業務シナリオを実現するのに足りないものおよび顧客からのフィードバック

SmartDBの目指す姿

「SmartDB」は、これまで多くの大企業の「デジタルの民主化」を実現してきました。「非IT人材のデジタル人材化」に留まらず、稟議をはじめとする「複雑な業務のデジタル化」にも貢献しています。「デジタルの民主化」は多くの企業で拡大期を迎え、「民主化と統制のバランス」が求められています。​

加えて、企業にとって重大な役割を担うMCS(ミッション クリティカル システム※1を支えるERPフロントシステムとして製品を強化していきます。これは「MCSA(ミッション クリティカル システム エイド※2という私たちのコンセプトです。 ※1「Mission(任務・使命)」と「Critical(危機的な・重大な)」を掛け合わせた語。 企業や組織の存続に欠かせない、業務を遂行するうえで重大なシステムを指す。 ※2「ミッションクリティカル領域のシステム(MCS)を実践的に支える」というドリーム・アーツのコンセプトやシステムそのものを指す。

デジタルの民主化+グローバルコネクト+MCSA

直近では、MCSに格納すべき正確なデータを管理できるデータインプットと、登録されたデータを正しく処理する自動化の仕組みの強化に取り組みます。

そして新たに、「グローバルコネクト」という新しい構想を加えました。オペレーションを海外に拡大する日本企業にお役立ちします。海外との業務オペレーション以外にもこれまで「SmartDB」を活用していた領域を広げる「適用業務拡大」に取り組みます。

そして、分析や自然言語検索など、「SmartDB」に蓄積される企業活動における重要なデータを活用する「情報活用促進」に取り組んでいきます。「SmartDB」で業務を見直しデジタル化したことで得られる実施結果から、さらに改善のきっかけとなるフィードバックサイクルを実現する世界を作ります。​

6つの軸について

上記の「デジタルの民主化」「デジタルの民主化と統制の両立」「MCSAの実現」「適用業務拡大」「情報活用促進」に「高セキュリティ・高可用性」を加えた6つの軸でサービスを成長させていきます。

6つの軸について

ダイナミックロードマップ

注目機能

MCSAの実現

MCSAを実現する為に必要な「参照専用マスター」「入力値チェック強化」「意思決定業務の強化」などに取り組みます。
MCSが持つマスター情報を管理しやすくする仕組みや、MCSに格納すべき正確なデータを管理出来るデータインプットの仕組み強化、意思決定がよりスムーズに行えるワークリスト・代行者承認の改善を実現します。

自動処理ロボット

自動判定可能な条件による自動承認や、帳票出力などの決まった操作を自動化できるようワークフローのなかの自動処理(分岐・文書代入・帳票・定期処理など)をロボット化し拡充します。

機密情報管理対応

高い機密性の管理が求められるマイナンバー情報をトークナイズ化し管理者でもわからないようなセキュアな状態で格納・管理できる機能を拡充します。

文書上限拡張

MCSA実現にあたり明細データなどこれまで以上に多くのデータ管理が求められます。現状の1バインダあたりの制限値を拡張します。

モバイルアプリの強化

現在は承認者向けに設計されているモバイルアプリ。利用シーンの広がりと共に、ニーズの多い「現場からの報告業務」で利用できるよう対応部品や導線を拡充します。

マルチランゲージ対応

バインダ名・項目名などユーザーが設定する部分を多言語での管理表示を可能にします。まずは英語・中国語(簡体字)に対応し、その後他の言語を追加可能にします。

システム統制ビュー

現場に権限を移譲することによって業務のデジタル化が進む一方、システム運用上は利用状況が曖昧なものや、組織改編などにより責任の所在が不明なものなど、統制のリスクが生じます。それらシステム運用リスクをあぶり出す仕組みを提供し、活用と統制の両立を可能にします。

取引先ユーザー対応

従来の特定メンバーとしてのコラボレーター機能を拡大し、多くの社外の取引先会社等ユーザーの利用業務シーンに対応します。自社の業務利用と、取引先との業務利用を同一環境で実現する仕組みを提供します。

ロードマップに関連するご要望をお持ちの場合は、優先度を上げられる可能性も高いため、お問い合わせ担当者の方より弊社サポートまでお寄せください。

過去のダイナミックロードマップは以下になります。