株式会社ドリーム・アーツ(東京本社:東京都渋谷区、広島本社:広島県広島市、代表取締役社長:山本 孝昭、以下 ドリーム・アーツ)は、三菱オートリース株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:東馬 圭一、以下 三菱オートリース)が、このたび大企業向け業務デジタル化クラウド「SmartDB®(スマートデービー)」を導入することを発表します。三菱オートリースでは、2021年1月より「SmartDB」の導入に向けた準備を進めており、5月より利用を開始しました。今後は、業務自体を見直しながら、最終的に約350ある紙業務をデジタル化し、社員が働きやすい環境を整備していきます。
本邦自動車リース業界の大手である三菱オートリースは、近年の環境変化に適応しリモートワーク環境を整えてきましたが、各種申請や報告などの業務には、紙での運用が残っており、このコロナ禍においても社員は必要に応じて出社せざるを得ませんでした。
この様な状況下、三菱オートリースはテレワークの阻害要因である紙での運用から脱却すると同時に、将来のDXも見据え、紙の情報をそのまま置き換える単純な電子化ではない、業務のデジタル化も実現するため「SmartDB」を採用しました。自動車の保有や利用形態が多様化しているなか、三菱オートリースが提供する「ヒトとモノの移動を支えるモビリティサービス」をより高度化することに資するものと期待されています。
「SmartDB」でデジタル化した申請業務の登録画面
三菱オートリースにおいてはデジタル戦略部が中心となって、経営企画部、情報システム部と連携し、プロジェクトを推進しました。まずは総務・経理部門の「紙業務のデジタル化」から着手しています。具体的には、申請に関連する業務をデジタル化することで効率化し、「いつでもどこでも申請から承認までの一連の流れを完結できる」ようにします。
現在、実施しているオンボーディング(導入支援)では、 すでに現場部門で十数業務をデジタル化できており、なかにはプログラム経験のない現場部門の方が1ヵ月で8つの業務を一人でデジタル化した実績もあります。
当初デジタル化を予定していたバックオフィス業務以外のフロント業務にまで利用範囲の拡大も検討中です。今後、三菱オートリースは、後々のデータ分析や業務改善につなげられるようにデジタル化基盤として「SmartDB」で業務アプリケーションを構築し、得られたデータを経営戦略の策定などに活用していきたいと考えています。
「製品選定にあたり、これまでの紙業務をそのまま電子化するだけでなく、業務プロセスそのものを見直しながら、企業の成長に合わせ継続的な業務改善が可能なデジタル化基盤として「SmartDB」を採用しました。データを蓄積して後々分析・活用することや、業務プロセス全体を見直しつつデジタル化を推進するなど、単なる電子化にとどまらない意味のあるデジタル化を提唱するドリーム・アーツの考え方には大変共感しました。
実際に利用するメンバーの声を参考に文書の見え方や細かな機能まで検討し、現場の使いやすさを重視した結果『SmartDB』の採用を決めました。また、大手金融業界のシステムにも精通されており、セキュリティに関しても安心だという点も評価ポイントとなりました。
「SmartDB」でデジタライゼーションを進めていくことは、現在まだ通過点ではありますがDXを見据えた未来への大きな一歩だと考えています。導入から保守運用まで総合的に任せられるドリーム・アーツとともにプロジェクトを推進することで、より良い業務環境をメンバーとともに構築できると期待しています。
」
ドリーム・アーツは、今後も”協創”を理念に掲げ、「現場力強化」「企業競争力向上」に役立つトータルソリューションを提供してまいります。