大企業向けクラウドサービスの株式会社ドリーム・アーツ(東京本社:東京都渋谷区、広島本社:広島県広島市、代表取締役社長:山本 孝昭、以下 ドリーム・アーツ)は、スズキ株式会社(本社:静岡県浜松市、代表取締役社長:鈴木 俊宏、以下 スズキ)が、自動車の設計業務を支えるワークフロー基盤として、大企業向け業務デジタル化クラウド「SmartDB®︎(スマートデービー)」を導入し、2026年6月より本格的な開発段階に入ったことをお知らせします。 スズキは本取り組みを通じて、自動車設計業務のスピード向上を図り、製品開発力の強化を目指します。
スズキはコーポレートスローガンである「By Your Side」のもと、技術力と現場力を強みに、グローバル市場での事業展開を進めています。 2025年に策定した「DX戦略」では、全従業員が市民開発者として現場課題を自ら解決する方針のもと、業務改革と全社的なデジタル活用を推進しています。
自動車のデザイン・設計業務は、製品競争力や市場投入スピードを左右する重要な業務です。
デザイナーが生み出した意匠をいかに実現可能な設計へと短期間で落とし込めるかが製品価値を高める上で重要になります。 一方で、意匠デザインは機密性が高く、情報の取り扱いには高度なセキュリティが求められています。
設計業務のワークフローは複数の工程で構成され、各工程において所定の成果物提出や承認プロセスが必要となります。 さらに工程内部にも複数の承認やサブ工程が存在するなど、ワークフローは多層的かつ複雑な構造を持っています。 多様な車種を開発するため、スズキではこれらの業務を日本のIT本部 ITシステム部と、海外子会社で分業して開発効率を維持してきました。
従来のオンプレミスシステムでは、業務要件の拡大に伴う度重なるアドオン開発によりシステム構造が複雑化し、その結果、処理レスポンスの低下や運用負荷の増大が課題となっていました。 また、運用の属人化や特定の担当者・ベンダーへの依存も進み、継続的な保守や改善が難しい状況にありました。
こうした背景から、スズキは既存システムのサポート終了を機に業務基盤の刷新を決定。 業務プロセスを再設計し、現場主体で継続的な改善を進められる基盤として、2025年11月にSmartDB®︎の導入を決定しました。
SmartDB®︎の主な評価ポイントは以下のとおりです。
スズキでは、デザイン設計業務プロセスの初期段階を担う二つの業務領域において、SmartDB®︎を段階的に導入していく計画です。
スズキでは、海外子会社と連携しながら意匠情報管理システムおよび機種開発業務依頼管理システムの構築を進め、日本と海外子会社を跨ぐ設計業務のさらなる効率化と迅速化を目指します。
また、現場主体で継続的に業務改善を進められる体制づくりに向けて、SmartDB Certified Specialist(SCS)(※2)認定制度の活用も視野に入れ、人材の育成と内製力の強化に取り組んでいきます。
今後は、製品開発スピードの向上とグローバル開発体制の強化を通じて、企業競争力の強化につなげていきます。
SmartDB®︎の、ノーコードでワークフローとデータ管理を一体的に扱える点と、業務部門が主体となって継続的に業務改善を進められる点を評価しました。 当社の設計業務は日本と海外子会社の拠点が連携して進めており、従来のシステムでは、業務量の増加や分業の複雑化に伴い、処理レスポンスや運用負荷の面で課題が生じていました。 今回の導入は単なるシステム刷新ではなく、設計業務全体のプロセスを見直す良いきっかけになっています。
今後は、現場が自ら改善を進め、IT部門がそれを支援する。 その役割分担を実現する仕組みとしてSmartDB®︎を活用し、設計業務に関わるメンバーが本来の業務により集中できる環境を整えていきたいと考えています。 こうした取り組みを通じて、製品開発の迅速化と競争力強化につなげたいと考えています。
ドリーム・アーツは、今後も“協創”を理念に掲げ、「現場力強化」「企業競争力向上」に役立つトータルソリューションを提供してまいります。
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