第1回 スマデビ事務局の後継者育成を考えるミートアップ開催!

2025年11月27日、「第1回 事務局承継と育成を考えるミートアップ!」を開催しました。本シリーズは、ユーザー企業同士でスマデビの事務局運営に関する悩みやノウハウを共有し、スムーズな引き継ぎや後継者育成のヒントを得ることを目的としています。当日は9社12名の方にご参加いただき、事務局ならではの課題や工夫について活発な意見交換が行われました。


今回の参加企業

  • 株式会社ADEKA
  • オリエンタル酵母工業株式会社
  • 株式会社学研ココファン
  • 株式会社C-United
  • JR東海テクノクリエイト株式会社
  • テルモ株式会社
  • トランスコスモス株式会社
  • 株式会社松屋フーズホールディングス
  • 株式会社LIXILトータルサービス

(五十音順)

なぜ今、「事務局承継と育成」なのか

デジ民コネクト コミュニティリーダーであるJR東海テクノクリエイト株式会社の村田さんの問題意識をきっかけに企画されました。村田さん自身、現在は事務局として第一線で推進を担っている一方で、将来的には異動などにより担当を離れる可能性も見据え、「引き継ぎの準備を今から進めておきたい」「自分一人の考えに閉じず、他社の事務局担当者の意見も聞いてみたい」と感じていたといいます。 この問題意識は、多くの企業にとっても決して他人事ではありません。そうした背景から、事務局承継と育成を正面から考えるミートアップとして立ち上がりました。

(JR東海テクノクリエイト 村田さん)


事務局業務は、関係者との調整や判断の積み重ねによって成り立っており、属人化してしまう可能性があります。「業務内容は引き継げても、判断の背景や考え方までは伝わりにくい」「急な異動や退職に備えた準備が十分にできていない」といった悩みは、多くの企業に共通するものです。

本シリーズでは、こうした引き継ぎの課題を参加者同士で共有し合いながら、後継者が自ら考え柔軟に対応していける状態をどのように実現するかを皆さんと一緒に考えていきます。
そして、各社のノウハウや考え方、議論の結果をこの場限りにせず、参加できなかったユーザーや将来引き継ぎを担う方が必要なときに立ち返れるよう「事務局引継ぎ 虎の巻」としてまとめていくことを目指しています。

全4回で目指すゴールと今回の位置づけ

本ミートアップは全4回のシリーズとして開催予定です。
第1回から第3回までは段階的にテーマを深めていくディスカッション回となっており、引き継ぎに必要な考え方や実務の整理を進め、第4回ではそれまでの議論をもとに完成した「事務局引継ぎ 虎の巻」のお披露目の場を予定しています。

第1回となる今回は、その土台となる「想いを継ぐ」をテーマに、ミッションや行動指針の整理を行いました。業務手順やルールに入る前段階として、

  • 自分たちはどのような価値観を大切にしているのか
  • 日々の行動や判断の拠り所は何か
といった事務局運営の土台となる考え方を言語化することを目的に、ディスカッションを行いました。

ディスカッションから見えてきた共通の論点

当日は参加者同士で少人数のグループに分かれ、「事務局として重要なポイントは何か」「後継者にどのような経験・行動をしてほしいか」といった問いをもとにディスカッションを行いました。普段は無意識に行っている対応や判断について一歩立ち止まり、背景にある価値観を言葉にして共有することで、「業務マニュアルだけでは引き継げない部分」の重要性が改めて浮き彫りになりました。

グループディスカッションを通じて、多くの参加者から次のような共通の声が挙がりました。

「業務内容そのものよりも、スマデビの導入に至った経緯やストーリーのほうが引き継ぎにくい」

「人間関係や社内との距離感など、暗黙知として蓄積されていることが多い」

「正解を教えること以上に、『迷ったときに立ち返れる判断軸』が必要」

企画者であるJR東海テクノクリエイトの村田さんからも、「事務局の在り方に正解はないが、各社の考え方や悩みを共有できたこと自体が大きな収穫だった」と感想をいただきました。今回のミートアップを通じて、多くの企業に共通する悩みは一社で抱え込まず、他社と対話しながら整理していくことの価値が改めて確認されました。


(左写真:左から、松屋フーズホールディングス 齊藤さん、学研ココファン 佐川さん、テルモ 矢吹さん、JR東海テクノクリエイト 織田さん)
(右写真:ADEKA 江口さん)

参加者の反応・印象的だった気づき

満足度アンケートでは、多くの前向きな感想が寄せられました。

「事務局のやりがいや大変さを共有でき、とても有意義だった。」

「他社の運営状況を聞くことで自社を見直すきっかけになった。」

「同じ立場の人同士で話せたことで安心感があった。」

また、「虎の巻はぜひ自社でも活用したい」「次回も必ず参加します」といった声もあり、シリーズ全体への期待の高さがうかがえました。

次回以降に向けて

第1回のミートアップでは、事務局承継を単なる「業務の引き渡し」ではなく、想いや価値観を含めて次世代へつないでいくプロセスとして捉え直す機会となりました。
第2回では、第1回で整理したミッション・行動指針を土台に「デジ民展開」「システム運用」という2つの観点から、より実践的な引き継ぎ内容へと議論を深めていきます。

第2回・第3回のディスカッションを通じて内容を具体化し、最終回となる第4回では「事務局引継ぎ 虎の巻」として成果を共有していく予定です。
引き続き、本シリーズの取り組みにご期待ください。

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