2019年5月14日

日本特殊陶業、ビジネス環境の変化を先取りする「攻めの人事」へ転換

約7,000名の業務を現場主導でデジタル化

株式会社ドリーム・アーツ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:山本孝昭、以下 ドリーム・アーツ)は、日本特殊陶業株式会社(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長:川合尊、以下 日本特殊陶業)が、業務標準化を推進するBPM型Webデータベース「ひびき®Sm@rtDB(以下 スマートDB)」を2018年8月より約7,000名で利用開始したことを発表します。なお、煩雑な複数の社内業務を効率化することで、より付加価値の高い業務へ社員の時間を投下することを目的としています。 現在は日本特殊陶業の人事部門で申請業務を見直し、「スマートDB」への移行プロジェクトを現場主導で取り組んでいます。

50以上の申請業務を電子化し、社員からの問い合わせ数を大幅に削減

日本特殊陶業は、内燃機関におけるスパークプラグや、排気酸素センサにおいて、世界トップシェアを誇り、また、半導体部品におけるパッケージ、機械工具、医療用に用いられるバイオセラミックス、産業用セラミックスなど、幅広いラインアップを提供している総合セラミックスメーカーです。同社ではさらなる市場拡大を視野に、企業の発展に欠かせない人材の増強および組織の活性化を推進しています。特に人事部門では従来の管理を中心とした人事業務のあり方から脱却し、事業戦略の実現をサポートする「攻めの人事」への転換を推し進めています。既存の紙業務による減らない作業負荷が課題となっていたため、まずは「労務関連の申請」や「福利厚生関連の申請」といった日々の申請業務を電子化することから着手しました。

現在は50以上の申請業務をWebデータベース「スマートDB」へ組み込むため、自部門でシステム移行を進めています。業務を担当する自部門が「スマートDB」でシステム化できることで、これまでシステム担当者への業務説明などに要していた時間を大幅に削減できるようになります。また、「スマートDB」は申請業務を行う登録者にとってもわかりやすく直感的に操作できるようにデザインされているため、業務効率化が期待されます。会社全体の本来業務の質や社会にさまざまな刺激や発見を数多く生み出す「創造生産性」の向上に貢献します。


【スマートDBの活用イメージ:所属異動申請画面】
スマートDBの活用イメージ:所属異動申請画面

現場から変革する「攻めの人事」を目指してプロジェクトを推進

日本特殊陶業 経営管理本部 労務部のプロジェクト担当課長は次のように述べています。

当社は中期経営計画の下、短期間での売上および利益の増大を目指す中、社員一人ひとりの生産性の向上が求められています。こうした事業環境の中、附随業務を効率的にする紙業務の電子化を自部門で主導していくため、ITの知識がなくても自立したかたちで進められる「スマートDB」の採用を決断しました。ユーザー部門の生産性向上に寄与するとともに、創出できた時間で事業推進・組織開発に向けた新しいプロジェクトを推進していきたいと考えております。今後もドリーム・アーツ社に支援いただきながら、「ナンバーワンかつオンリーワンのものづくり」を目指し、変革と挑戦を続けてまいります

ドリーム・アーツは、今後もお客さまのニーズを捉え、「現場力強化」、「企業競争力向上」に役立つトータルソリューションを提供してまいります。

「スマートDB」は「DreamArts クラウドサービス(DCS)」を採用。「DCS」はサービス基盤として日本マイクロソフトが提供するクラウドプラットフォーム「Microsoft Azure」を採用し、利用規模の変化やコンテンツの増加にも柔軟に対応できる環境を実現しています。

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日本特殊陶業の導入事例

日本特殊陶業の導入事例

わずか3ヵ月で20業務をデジタル化!-現場主導で取り組む人事戦略とは-人事部門(労務厚生課)において業務効率化が急務となっていた背景や課題、そして危機感…。複数のシステムを検討した結果「SmartDB」を選んだ理由について詳しくお話を伺いました。

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