
2025年5月16日、スマデビ活用推進者交流会を開催しました。
本イベントは「SmartDB(スマデビ)」の事務局の担当者を対象に、参加者同士で互いの活動や想いを共有し学びや気づきを得られることを目的としています。当日は、スマデビ活用やDX推進に情熱を持つ方々が集まり、全社展開時に取り組んで良かったことや「デジタルの民主化(デジ民)」フェーズを引き上げるために「明日からできること」をテーマに活発なディスカッションがおこなわれました。
今回の参加企業
以下の7社10名のユーザーに参加していただきました(50音順、一部抜粋)。
- KDDI株式会社
- J-POWERジェネレーションサービス株式会社
- リンナイ株式会社
- 株式会社ヤマダホールディングス
- 某製薬業
- 某医療機器業
- 某インフラ業
当日の流れ・雰囲気
13時に開場し14時にスタート!
冒頭では、参加者の緊張をほぐすためにアイスブレイクとして「“ピタリ”を目指せ!ゲーム」を実施しました。最初は緊張した様子の参加者も次第に笑顔になり場の雰囲気は和やかに包まれました。その後下記の流れに沿って、参加者同士の交流と意見交換を中心にプログラムを進行しました。
■当日の流れ
- アイスブレイク
- 参加者による「自慢の業務アプリ」紹介
- グループワーク1:各社の取り組み紹介、質問会
- グループワーク2:デジ民フェーズを上げるための「明日からできること」を考える
- 懇親会

参加者による「自慢の業務アプリ」紹介
各社より会社・自己紹介に加えて、スマデビの具体的な利用範囲・業務内容、そして「自慢の業務アプリ」について発表をおこないました。そのなかから2つの事例をご紹介します。
某製薬業「特許調査依頼」
従来はExcelに入力した特許調査依頼票があり、紙に印刷したうえで知財管理システムへ手入力する二度手間が発生。そこで特許調査依頼票アプリを作成し、調査依頼から報告書作成までの一連の業務をスマデビ上で完結できるようにしました。さらに特許調査で懸念があった場合には、別途作成した特許調査依頼票アプリから特許監視依頼アプリへデータをそのまま連携・起案できるようにし継続的な調査にも対応しています。これにより入力作業の負荷や連携連携ミスを防ぎ、関係部署への依頼もスムーズになったとのことです。

KDDI株式会社「評価管理」
現行の評価制度では、評価期間中に異動があった場合も、原則として評価開始時点(前の期末時点)の上司が評価を実施する運用となっています。一方で人事マスタは期ごとに自動更新されるため、対象者の上司情報が書き換わり元に戻す手間が発生していました。そこでスマデビ上に、評価管理専用の上司・部下マスタを新たに作成。異動の有無や時期に左右されることなく、 評価対象者の上司を適切に設定できるようになり継続的かつ安定した評価ができる運用が可能となりました。
※参考: KDDIが全社10,000名超の稟議書システムをSmartDBで刷新
グループワーク
当日は、2つのテーマについてグループワークをおこないました。
グループワーク1:各社の取り組み紹介・質問会
自己紹介シートを活用しながらグループワークを実施しました。
「スマデビを全社展開するうえで取り組んで良かったこと」をテーマに意見交換がおこなわれました。なかでも参加者の注目を集めたのが、某医療機器会社によるボトムアップでDXサークルを立ち上げた事例です。主体性を重視して仲間を募ることで前向きな社員が集まり、結果としてスマデビの活用が自然に広がっているとのことでした。
また、全社員にスマデビを認知してもらうために、人事系の業務アプリを先行して作成する取り組みについても多くの参加者から共感の声が上がっていました。

グループワーク2:デジ民フェーズを引き上げるための「明日からできること」を考える
席替えを挟んでおこなわれたグループワークでは「デジ民フェーズについて考える」というテーマです。「デジ民」における自社の現在地を共有し、そのフェーズを引き上げるために「明日からできること」を話し合いました。
フェーズは主に以下の4つに整理して議論を進めました。
- 導入期:事務局の立ち上げ、ファースト業務アプリのリリース
- 定着期:事務局の体制確立、業務アプリの安定運用
- 拡大期:市民開発者(業務デザイナー)の育成、利用部署・業務の拡大
- 転換期:第二の事務局立ち上げ、ノウハウ継承と統制ルールを整備
特に「拡大期」や「転換期」から次のフェーズへ進む際に課題を感じている企業が多い印象でした。ここでは参加者から挙がった気づきの一部をご紹介します。
- 「導入期」→「定着期」
事務局の取り組みを正当に評価するためには、評価制度にその活動を反映させることが重要。 評価に組み込むことで体制確立につながる。 - 「定着期」→「拡大期」
事務局が業務アプリを作り続けるのではなく、業務を理解している業務部門のメンバー(スマデビ未経験者)に作成の機会を提供することが重要。 業務部門における“業務デザイナー”育成につながる。 - 「拡大期」→「転換期」
特定部署だけの事務局体制ではなく、関係部署を巻き込みながら横断的な体制を構築していくことが重要。 部署横断の体制によりスマデビ活用ノウハウや運営体制の継承が進み、第二の事務局人材育成にもつながる。
懇親会
事務局という共通の立場を持つ参加者同士だからこそ、懇親会ではよりざっくばらんな話題で交流が深まりました。 会場に設置されたモニターを使って自社の業務アプリを見せ合う場面もあり、実践的なノウハウ共有が自然と生まれていました。

アンケートからの声
アンケート満足度は非常に高い4.9/5.0と高い評価となりました。寄せられたコメントの一部をご紹介します。
「各社の現在のフェーズを知ることができ、そのフェーズごとのリアルな課題を聞けた点が有益でした。」
「他社の事務局の方とお話しできる機会はなかなかないため、モチベーションアップにつながりました。ぜひ第2弾も開催してほしいです!」
「テーマトークは前向きな業務改善と課題が自然に話題にあがる内容でとてもよかったです。企業同士の取り組みの共有や気づき、情熱の伝播を感じました。」
参加者の感想・反応
最後に、参加者の皆さんから本日の感想とユーザー同士が集まるコミュニティへの熱い想いを語っていただきました。コメントの一部をご紹介します。
◆某医療機器業 Aさん
「コミュニティで紹介されたみなさんの取り組みから多くの気づきを得られましたし、なによりその熱量に自分自身の炎も燃え上がる思いでした。社内でもDXに関する活動を始めたばかりですが、今回の場を通じて前向きに取り組む力をもらえたと感じています。こうした場があることで、日々の挑戦にも良い刺激になりますね。今後もぜひ継続してほしいです。」
多くの前向きな声が寄せられ、皆さん楽しんでいただけたようです。運営側としても嬉しい限りです!
今後について
ドリーム・アーツでは、ユーザー同士が課題やお悩みを相談しあい、解決につなげていける仕組みづくりを進めています。
今後もユーザー同士のつながりをさらに広げるイベントを開催していく予定です。
また企業の枠を超えてユーザー同士が交流できるコミュニティ「デジ民コネクト」を開設しました。 今後のイベント開催情報は「デジ民コネクト ポータル」にてご案内していきますので、ぜひアカウントを作成のうえ覗いてみてください!
















