2019/11/7開催「第7回 SmartDBユーザーさま向け 活用勉強会」開催報告

「第7回 SmartDBユーザーさま向け 活用勉強会」を、品川シーズンテラスカンファレンスにて開催いたしました!

この勉強会は、「SmartDB」のユーザーさまが相互に交流し情報を交換し合うことで、より「SmartDB」の活用に役立てていただくために開催しています。

参加者さま・スタッフ揃っての集合写真

参加者さま・スタッフ揃っての集合写真。

2017年4月に6名の参加者さまをお迎えして発足した勉強会も、おかげさまで第7回を数え、今回は22社、38名という過去最大の規模に。

今回は株式会社アダストリア様と、立命館大学様・株式会社クレオテック様の活用事例を題材に、ディスカッションも大盛り上がり。その後の懇親会にも多数参加いただき、ユーザーさま同士で親睦を深めていたようです。
そんな「第7回 SmartDBユーザーさま向け活用勉強会」の様子をレポートします!

参加者の声

  • さまざまな活用事例や他社ユーザーの皆さまの疑問を知ることができ、「SmartDB」活用の良いヒントになりました
  • 他社事例だけでなくグループでの意見交換もでき、いろいろな情報を得ることができてよかったです
  • 自社でも活用できそうな事例もあり、活用推進を前向きに考えるきっかけになりました

勉強会の内容は以下の通りです。

  • 各社自己紹介
  • ユーザー事例セッション その1 株式会社アダストリア様
  • ユーザー事例セッション その2 立命館大学様・株式会社クレオテック様
  • 「SmartDB Ver.4.5」のご紹介
  • カスタマーサクセスコンテンツのご紹介

各社からの自己紹介

はじめに、各テーブルにてユーザーさま同士で自己紹介をしていただきました。
「SmartDB」をどのように活用しているか、という話で盛り上がっていたご様子でしたよ。

皆さま、思い思いに「SmartDB」活用について語ってくださいました。

皆さま、思い思いに「SmartDB」活用について語ってくださいました。


ユーザーさま事例セッション

今回は、株式会社アダストリア様と立命館大学様・株式会社クレオテック様にご登壇いただき、自社で「SmartDB」を利活用するなかで工夫している点や苦労した点を、リアルな活用事例を交えて語っていただきました。

また参加者の皆さまには、それぞれの講演後にグループごとでディスカッションをし、そこで出た疑問点を登壇者さまに質問していただきました。

ディスカッションでは疑問点だけでなく、興味深かった点や各社の工夫点についてもお話が盛り上がっていたご様子でした。

ユーザーさま事例セッション その1株式会社アダストリア様利用ユーザー数:約2,000名

アダストリア様といえば、国内外に1400以上もの店舗を展開するカジュアルファッションチェーン企業。
本社移転の際、紙面での申請手続きが煩雑になったことをきっかけに業務の電子化を検討され、「SmartDB」を導入いただきました。

業務電子化の際にネックになったのは、社内に「お洋服・ファッションは好きだけど、システムは苦手、わからない」という社員が多いこと。
そこで担当者様が心掛けたのは、申請業務の際「店舗スタッフに迷わせないこと」です。
実際に現場スタッフと顔を合わせての入念な業務ヒアリングや、社内のキーマンとの事前合意の獲得など、大変な努力をされているそうです。

株式会社アダストリア 菱沼様 講演のご様子

株式会社アダストリア 菱沼様 講演のご様子

実際に、「店舗の内装メンテナンス」業務に関する申請画面を使ったデモをしていただきました。
店舗内装の図や写真が表示され、改修したい場所や改修部品をクリックしていくだけでスムーズに申請書ができあがっていく、というものです。
内装に関する機材の専門用語を知らなくても、申請書を作成することができるんですね。これには会場内にどよめきが!
また、マニュアルレスを徹底しているなど、とにかく“ユーザー目線”でシステムを作り上げていることに皆さん感心していました。

また、質問タイムで特に話題になったのが、統合認証基盤を使用することで社外の取引業者も「SmartDB」にログインできる、という仕組み。
服飾業者や店内内装業者など、店舗と社外業者とのやり取りが非常に多いアダストリア様ならではの工夫ですね!
登壇者様ご自身が技術には詳しくないそうで、「技術的な難易度を理解していないからこそできた発想かもしれない」「セキュリティに関しては苦労したと、担当者から聞いています」と明るく語っておられました。

質問したいことがたくさん出てきました!

質問したいことがたくさん出てきました!

ユーザーさま事例セッション その2立命館大学様・株式会社クレオテック様利用ユーザー数:約50,000名

次にご登壇いただいたのは、関西の有名私立大学・立命館大学様と、その情報子会社であり「SmartDB」活用の核を担っている株式会社クレオテック様です。
全学の在籍者数は教職員・生徒合わせて5万人にのぼり、その申請件数は稟議のみでも年間12,000件に達するとか!

一方で、これまでコミュニケーション系ツールの導入が後手に回ってしまっていたのには、基幹系システムの運用に追われていたという背景がありました。
ご担当者様がコミュニケーション系システムを導入しよう、と一念発起し、現場でもプログラミングレスで業務電子化を実現できる「SmartDB」を見つけたとき、「まさに私達が探し求めていたモノ!」と感動されたそう。

立命館大学 岡様 講演のご様子

立命館大学 岡様 講演のご様子

立命館大学様の特徴のひとつに、ドリーム・アーツとの初回コンタクトから「SmartDB」の導入決定までなんと2カ月という、「スピード導入」が挙げられます。この点については「技術面・営業面ともにドリーム・アーツの手厚いサポートを受け、安心して導入を決定することができた」と語っておられました。

デモではまず、ポータルページ(Microsoft SharePoint)に、申請画面へ直接とぶことができるリンクを置いている画面を見せていただきました。これによりユーザーは戸惑うことなく該当する業務の申請画面を開くことができます。こちらもアダストリア様同様、ユーザーに感覚的に使ってもらうための取り組みですね。

次に「会議文書」業務。
「学校」という性質上、規定が煩雑で書類が非常に多い立命館大学様。
そこで会議案を事前に申請する「会議文書」業務を「SmartDB」に載せたところ、ペーパーレス会議が実現!これまで毎回分厚い冊子を配布していた会議が、ほとんど紙を使用しない場になったのだそう。
これには会場のユーザーさまから「同じ問題で悩んでいるため、参考にさせていただきます!」と共感の声が多数寄せられました。

また、質問では「アジャイル開発」というキーワードが多く挙がってきました。立命館大学様は「SmartDB」での業務電子化に際し、先に作成したプロトタイプを業務担当者と数度にわたって打ち合わせしながら徐々に磨き上げ、完成に近づける、という手法を取っているとのこと。ここにも、「SmartDB」ならではの強みがうかがえますね。

ドリーム・アーツの社員もディスカッションに加わり、白熱する場面も。

ドリーム・アーツの社員もディスカッションに加わり、白熱する場面も。


「SmartDB Ver.4.5」のご紹介

ドリーム・アーツでは、今年より「SmartDB」の新バージョンを3ヵ月サイクルでリリースしています。
今回は「SmartDB」プロダクトオーナーより、10月1日にリリースされた「SmartDB Ver.4.5」の新機能と、今後の「SmartDB」の展望についてお話しさせていただきました。

新バージョンの強化ポイントは以下の3点。

  • 既存機能の強化(文書一覧、リッチコメント機能など)
  • ワークフロー強化(連続承認、自動承認など)
  • 他システム連携(Webhook、外部API連携など)

これまでの勉強会にてお寄せいただいたご要望も、もちろん反映しています!
詳しくは以下リンクをご覧ください。

製品対応バージョンおよびリリース日確認表
追加機能早見一覧

「SmartDB」プロダクトオーナー 鳥羽から、新バージョンのご紹介

「SmartDB」プロダクトオーナー 鳥羽から、新バージョンのご紹介。


カスタマーサクセスコンテンツのご紹介

最後に、ユーザーさまの「SmartDB」活用を後押しするカスタマーサクセスコンテンツについて、ご紹介させていただきました。

ドリーム・アーツでは、「SmartDBを活用したいけど、なにから始めたらいいのかわからない…」というユーザーさまの声にお応えし、さまざまなコンテンツをご用意しています。

今回ご紹介したのは以下の3点。

セミナー・イベント一覧はこちら

「SmartDB」活用でお悩みの際は、これらのコンテンツをどしどしご活用ください!


懇親会

勉強会終了後の懇親会にも、20名以上ものご参加が。
ドリーム・アーツ社員も参加し、非常に賑やかな会となりました。
お客さまからは、もっとユーザー同士の交流の場が欲しい!というお声も。
今後さまざまな形のイベントを企画していこうと思います。お楽しみに!

懇親会も、「SmartDB」活用やご意見・ご要望について大変盛り上がりました。

懇親会も、「SmartDB」活用やご意見・ご要望について大変盛り上がりました。


「第7回 SmartDBユーザーさま向け 活用勉強会」ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。
今回残念ながらお越しいただけなかった皆さまも、次回はぜひご参加くださいね。

次回も、皆さまとお会いできるのを楽しみにしております!