
2025年10月17日、製造業ミートアップを開催しました。
本イベントは、製造業ユーザー同士の新たなつながりを生みだすこと、同じ業界ならではの活用方法や社内展開の工夫を共有し、課題解決のヒントが得られることを目的としています。
当日は、SmartDB(スマデビ)を活用する製造業ユーザー8社・計13人の方にご参加いただきました。製造現場で活用できる業務をテーマに活発なディスカッションがおこなわれ、新たにユーザー主体のワーキンググループ「カイゼンLab」が発足するなど会場は大いに盛り上がりました。
本レポートでは、当日の様子をお届けします。
今回の参加企業
今回の交流会には、スマデビでの業務改善・「デジタルの民主化」に取り組む製造業のみなさんにご参加いただきました(50音順、一部抜粋)。
- 株式会社JR東海テクノクリエイト
- タカラスタンダード株式会社
- 常石造船株式会社
- テルモ株式会社
- 日本治金工業株式会社
- 株式会社日本触媒
- 株式会社松屋フーズホールディングス
- リンナイ株式会社
自己紹介・アイスブレイク
まずは参加者同士の自己紹介とアイスブレイクをおこないました。
「どのようにスマデビを使っているか」「ミートアップで聞いてみたいこと」などを共有し、各社の活用状況や課題感を知る時間となりました。
またアイスブレイクとして、グループ対抗で「古い順に並び替え!時系列クイズ!」に挑戦。 「高校生のころにあったの出来事だから…」など、昔の記憶を辿りながら自然と会話が弾み和やかな雰囲気で交流が深まりました。

リンナイ株式会社における取り組み紹介
リンナイ株式会社 原口さんからは、スマデビ導入に至った経緯と製造業ならではの活用事例として「製品貼付けラベル供給依頼申請」をご紹介いただきました。
従来は、Excelで作成した申請書を印刷・捺印・PDF化しメール送付する煩雑な手順が必要でした。スマデビでの申請に切り替えたことで事務作業が削減され、承認スピードが大幅に向上。現場と管理部門の連携もスムーズになったとのことです。
また申請者にとっては、ステータスの見える化により進捗確認が容易になるなど業務全体の効率化にもつながっています。

グループワーク
当日は、2つのテーマについてグループワークをおこないました。
テーマ1:スマデビを製造現場で活用する場合に相性の良い業務とは
参加者はグループに分かれ、実際の活用業務やアイデアを共有。 まず挙がったのは、製造計画管理や製品マスタ管理、納期管理、調達管理など製造部門単体で完結する業務です。 特に金型管理や品質関連業務、現場点検記録など、これまで現場で紙やExcelに溜まりがちな情報をスマデビに置き換えるアイデアが多く出されました。
さらに、部門横断の情報連携に関して話題が発展。営業から工場・開発へのクレーム連絡、開発から製造への設計変更通知、品質トラブル管理など、複数部門が関連するフローをスマデビで一元管理する案が共有されました。これにより、コミュニケーションの抜け漏れ防止やトレーサビリティ向上につなげたいという意見が挙がりました。

テーマ2:事業所や工場ごとに異なる業務環境でスマデビをスムーズに展開するためのポイントとは
本テーマでは、スマデビの展開手順を「ボトムアップ型導入」「事務局によるアプリ作成からスタート」「最終的に現場メンテナンスへ移行」という時系列で整理し議論を進めました。 議論のなかでは「空のバインダを渡しても、現場ではなかなかアプリ作成まで進まなかった」という実際に直面した過去の課題が共有されました。
その解決策として、自社で標準となるテンプレートをあらかじめ用意し項目の約4割を事務局側で設計。
残りの6割を業務に合わせて現場主体で埋めていく運用とすることで、現場発のアプリが次々と生まれていったという工夫が共有されました。また、「そもそもどのような業務をスマデビで実現できるのかが現場からはイメージしづらい」という声に対しては、事務局がヒアリングを通じて業務や情報を一緒に言語化。そのプロセスを経ることで、スマデビ導入がスムーズに進んだ事例も共有されました。
ほかにも各社が実践している工夫や取り組みが共有され、導入から展開に至るまでのリアルな知見が集まる場となりました。

ユーザー主体ワーキンググループ「カイゼンLab」
今回のミートアップでは、新たな取り組みとしてユーザー主体のワーキンググループ「カイゼンLab」を発表! 製造業ユーザー同士の対話から生まれるアイデアを形にし、実務に即した“次の一手”を考えていく活動を目指しています。
今後は事例共有やテーマ別ディスカッションなどを通じて、より実践的な知見を集めていく予定です。 「仲間と一緒に改善を楽しむ場」として、製造業ならではの工夫やアイデアを広げていきます。

懇親会
グループワーク後は、ケータリングを楽しみながらの歓談タイム。
乾杯の音頭はテルモ株式会社 矢吹さん。 和やかな雰囲気のなかで懇親会がスタートしました。 各テーブルでは業務の話から日常の話題まで幅広く会話が弾み、参加者同士の距離がぐっと縮まった様子がうかがえました。


感想、反応
アンケートでは参加者全員からご回答をいただき、平均満足度は4.7/5.0と非常に高い評価となりました。 寄せられた感想の一部をご紹介します。
「他社との交流が今まで少なかったので貴重な経験になりました。製造業で絞っていたので事例が理解しやすくて良かったです。」
「製造業限定ということで“あるある”の連発でした。既存ワークフローのリプレイス課題なども同じ境遇の会社が多く、普段の交流会よりも自社に持ち帰ってすぐに活かせる内容が多かったです。」
「製造業ならではの悩みや事例を聞くことができとても良かったです。各社の取り組みを会社に持ち帰り、今後の業務に活かしていきたいと思います。」
温かいフィードバックをいただき、運営チーム一同大きな励みをいただきました。 今回の学びや交流が、今後の業務改善や新たな取り組みにつながると嬉しいです。
おわりに
ドリーム・アーツでは、ユーザー同士が課題の相談・解決できる仕組みづくりを進めています。 今回の製造業ミートアップは、同じ業界の仲間と学び合い交流を深める貴重な機会となりました。
7月にオープンしたコミュニティサイト「デジ民コネクト」は、オフィスにいながら悩み相談や情報交換が可能です。 今後もユーザー同士のつながりが広がる交流イベントを企画・ご案内していきますので、ぜひご参加ください!
















