2020年12月22日

第一生命情報システム、「SmartDB」と「Microsoft 365」の連携で業務デジタル化を加速

スマートワークに向けて業務に集中できる環境を整備

株式会社ドリーム・アーツ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:山本孝昭、以下ドリーム・アーツ)は、このたび第一生命情報システム株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:佐藤智、以下第一生命情報システム)に、ドリーム・アーツの大企業向け業務デジタル化クラウド「SmartDB(スマートデービー)」を提供したことを発表します。
第一生命情報システムにおける社内業務のさらなるデジタル化、および働き方改革を目的に2020年10月より社員約1,800名で「SmartDB」の利用を開始しています。新しい基盤として「ID・ソフトウェア・機器管理」申請業務で利用しており、今後は稟議をはじめとした申請業務に展開していく予定です。

スマートワーク実現に向けて
システムの柔軟性やモバイル活用を重視

生命保険業を展開する第一生命グループのIT&事務サービス企業である第一生命情報システムは、「ITとビジネスをつなぐ」会社として第一生命グループ内外のお客さまのシステム開発・保守対応を行っています。また、第一生命情報システムではこれまでの概念にとらわれない新しい働き方や生活様式を実現するため、社員のライフイベントに合わせ柔軟に働き方を選択し、多様な社員がいきいきと働ける「スマートワーク」の推進に取り組んでいます。

近年、第一生命情報システムでは、グループのデジタルトランスフォーメーション推進、BCP(事業継続計画)や「スマートワーク」の実現に向けて、オンプレミスのシステムから順次クラウドサービスに移管、構築を行ってきました。今回、社内のメールやファイルサーバー上の業務システムを、コミュニケーションツールである「Microsoft 365」へ移行するにあたり、ワークフローおよび文書管理機能を補完し、「Microsoft 365」製品との連携にも強い「SmartDB」を選定することで、日々の業務で利用する各種申請業務のクラウド化を実現しています。

現在は、「SmartDB」と「Microsoft 365」をシングルサインオン(SSO)で連携し、「ID・ソフトウェア・機器管理申請」業務に利用をしていますが、本申請業務のアプリは、複雑な仕組みにもかかわらず、ノーコード開発基盤の「SmartDB」で情報システム部門3名が、僅か3ヵ月で開発を実現しています。今後も、稟議システムなどの開発を予定しています。 「SmartDB」を導入することで、リモートワークの障壁となっていたモバイル環境での業務を可能とすると共に「Microsoft 365」とのSSO認証を利用したセキュアな環境を提供することで働き方改革を支援する新しいシステムとしての活用が期待されています。 「SmartDB」でスピーディーかつ自律的に開発できる環境の整備を通して、さらなる業務のデジタル化や働き方改革を加速します。

「SmartDB」を活用した新しい働き方のイメージ

「SmartDB」を活用した新しい働き方のイメージ

本来のあるべき姿として保守から攻めの情報システム部門へ転換

第一生命情報システム インフラソリューション部 クラウドサービスソリューショングループ担当リーダー 渡辺 康祐氏は、次のように述べています。

働き方の多様化に伴い、我々情報システム部門のミッションも変わってきましたが、弊社ではHCL社の「Notes/Domino」をオンプレミスで構築・運用しており、弊社の目指す働く場所に依存しない「スマートワーク」を実現するためのクラウドサービスを活用した業務環境の構築が急務でした。「SmartDB」は高いセキュリティレベルを保ちつつ、各業務部門で開発・管理できる点に魅力を感じ、導入を決めました。 優れたプロダクトに加え、ドリーム・アーツ社のサポート体制にも大変満足しています。コロナ禍のためミーティングはリモートでの実施でしたが、問い合わせは「SmartDB」で開発したQ&Aシステムで簡単にファイル共有や相談ができ、細やかなフォローでご支援いただきました。守りから攻めの情報システム部門へと転換すべく、今後は情報システム部門から業務部門へ管理体制を展開する予定ですので、引き続き業務デジタル化を遂行する協創パートナーとして期待しております。

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