JA三井リース株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役 社長執行役員:新分 敬人、以下 JA三井リース)と「デジタルの民主化(※1)」のリーディングカンパニー 株式会社ドリーム・アーツ(東京本社:東京都渋谷区、広島本社:広島県広島市、代表取締役社長:山本 孝昭、以下 ドリーム・アーツ)は、JA三井リースが、大企業向け業務デジタル化クラウド「SmartDB®︎(スマートデービー)」を導入したことを発表します。なお、JA三井リースでは2022年3月より、部門内の各種申請業務においてSmartDB®︎の本格利用を開始しています。
JA三井リースは「Real Challenge, Real Change」を経営理念に掲げ、お客さまの経営課題を解決するため多種多様なソリューションを提供する総合リース企業です。 近年、JA三井リースでは全社的なデジタルトランスフォーメーション(DX)推進プロジェクトの一環として、デジタルを介した顧客向けの新しい価値提供と並行し、社内の生産性向上と業務全体の最適化を目的とした業務プロセス改革に取り組んでいます。 新型コロナウィルス感染拡大に対するテレワークの推進やサステナビリティ経営推進の観点からも、ペーパーレスで効率的に業務を遂行できる体制の整備が求められていました。
事業領域が多岐にわたるJA三井リースでは、経理部への事務処理依頼や決算関連の報告をはじめ、他部門でも膨大な数の依頼申請業務が発生します。 JA三井リースでは以前からワークフローシステムを利用していたものの、従来のシステムではワークフローの作成・変更の都度システム部門への作業依頼が必要となり、時間とコストがかかることから数百の申請業務はデジタル化が進まず、紙・メール・ファイル共有と申請方法が混在する状態でした。
そこで目指す姿として掲げたのが「完全ペーパーレス化」「部門担当者自らがワークフローを作れる体制づくり」です。 そのための手段として新システムを検討し、以下理由からSmartDB®︎を採用しました。
【SmartDB®︎採用の理由】
JA三井リースではまず、電子帳簿保存法への対応が急がれていた契約書管理業務のデジタル化に着手しました。 電子契約システムとSmartDB®︎の連携や、ダイナミック・ブランチ機能(※2)の活用により、単なる紙業務の置き換えにとどまらずデジタルのメリットを生かした業務を構築し、効率化を実現しています。
SmartDB®︎により、契約書管理業務のほか、経費申請や汎用申請のデジタル化がすでに完了しています。 承認に要する時間がSmartDB®︎導入前と比べ80%程度削減しているケースもあり、業務スピードが向上しています。 今後はAI-OCRやRPAツール、チャットボットなどの他システムとの連携も進めながら段階的に利用範囲を拡大する予定です。
【関連するSDGs】
【イメージ:SmartDB®︎による電帳法対応と基幹システム連携】
1. 電子契約と電子帳簿保存法対応
2. 基幹システムフロントとしての承認ワークフロー
DX推進とその土台となる業務デジタル化の取り組みは、JA三井リースとつながりのあるお客さまにさらなる価値を提供する上でも大きな意味を持ちます。 また長期経営目標として掲げているSDGs達成の観点からも意義深いものです。 その点、ドリーム・アーツの掲げる「デジタルの民主化」とそれを実現するSmartDB®︎は、まさにJA三井リースが求めていたものに合致していました。 業界内ではまだ紙の業務が多いものの、今後、デジタルが主流になる流れは不可逆的です。 弊社が率先して業務デジタル化を推進することで、業界内に「デジタルの民主化」の輪を広げていきたいと考えています。
ドリーム・アーツには、今後もJA三井リースのDX推進の土台を構築する協創パートナーとして引き続きの支援を期待しています。
JA三井リースとドリーム・アーツは、今後も“協創”を推進し「現場力強化」「企業競争力向上」の領域において、さらなるパートナーシップを育んでまいります。