「SmartDB」で作成した業務アプリ同士をノーコードで連携可能
「SmartDB」のダイナミックブランチ機能は、部署や役職ごとに個別に存在するシステムを連携できます。
「SmartDB」で個別に最適化された業務を繋げることによって、現実世界に存在する業務プロセス全体をスピーディーにノーコードでデジタル化する、ビジネス・デジタルツインを実現します。
ダイナミックブランチ機能の特長
文書の親子関係を簡単に設定
子の文書側で親の文書の紐づけをおこない、親の文書側で子の文書を表示させれば、業務アプリ同士に簡単に親子関係を作ることが可能です。
「SmartDB」はこのダイナミックブランチ機能をノーコードで実現可能です。
多段参照・集計など多様なデータ連携
子の文書一覧を親側で参照し表示させることが可能です。
さらに、子の文書で登録された数値を親文書側で自動集計し表示させることも可能です。
これにより、データの二重管理の必要が無くなりデータ確認者の工数削減につながります。
活用事例
さまざまなシーンでダイナミックブランチ機能をご活用いただけます。
たとえば、ひとつの顧客に紐づく多くの業務アプリがある場合、簡単に一元管理が可能です。
● 活用事例1 店舗資産管理
店舗の情報を管理している親文書「店舗情報」の下に、店舗に納入されている機器などの「資産情報」を子文書として関連付けします。
たとえば、目黒店の資産情報を一括で見たい場合、「資産情報」で検索して確認する必要がありました。
しかし、ダイナミックブランチ機能を使うことによって、
「店舗情報」で目黒店を表示すると目黒店に紐づいた資産一覧が、目黒店の文書内に表示されます。
紐づけはバインダ参照や店舗コードによって可能です。
こちらは実際の画面です。
親である「店舗情報」で目黒店の文書を見ると、目黒店に関連する資産情報が表示されています。
目黒店に関連した資産だけを確認したい場合に、別画面で「資産情報」を検索して確認すること無く、同じ画面で関連資産を確認することが可能です。
● 活用事例2 顧客情報管理
顧客の氏名やメールアドレスなどを管理している親文書「顧客DB」の下に、
顧客にまつわる「案件管理」・「名刺情報」・「レポート」・「TODO」などを子文書として関連付けします。
下記は親文書「顧客DB」に紐づいている複数の子文書が、4つのビューで一覧表示されている様子を表したイメージ図です。
別々の文書で管理されているお客さま情報を 「顧客コード」で紐づけて、「顧客DB」で集約しています。
こちらは実際の画面です。
一つひとつは独立した業務で利用できる文書ですが、それぞれの業務同士に関連があり親子関係で情報を管理したい場合に、ダイナミックブランチ機能が活躍します。
● 活用事例3 予算の予実管理
今期の予算情報を管理している親文書「予算管理」の下に、
実行稟議の申請情報を管理している「予算稟議」を子文書として関連付けします。
ダイナミックブランチ機能を使い、親の「今期予算」にあるマーケティング予算にマーケティング予算を消費する実行稟議の申請情報を表示します。
また実行稟議の合計金額が親で合計され、差分を残高として自動で計算しています。
マイナス時にエラーを出すことも可能です。
こちらは実際の画面です。
これまでは予算管理と実行稟議が別なため、予算を超えているかどうかを別画面のデータをみて確認する必要がありました。
しかし、ダイナミックブランチ機能によって親文書をチェックすれば、超えている・超えそうな予算があるかないか、などを確認することが可能です。