業務を円滑に進めるためのコミュニケーション基盤が大きく変化している。これまでの業務プロセスは国内のオフィス中心に進められていたが、これからは、全世界のあらゆる場所で、あらゆる時間に対応することが求められている。こうした業務環境の変化に対応するため、株式会社アシックスは、社内の業務プロセスを支えるITシステムを刷新した。 新システムでは、全世界に広がる同社社員がいつでも自由にコラボレーションし、自らの能力を十分に発揮できる。アシックスは、グローバルな環境下で、どのようにして社内の生産性を向上させ、成果をあげているのか。詳しく話を聞いた。

業務プロセスの処理効率を上げるために必要なIT基盤とは

業務プロセスのさまざまなシーンには、何らかの形でITシステムがかかわっている。このため、グローバルIT統括部には、ITシステムを選定・構築し、維持管理していくことに加えて、どのように業務プロセスをよりよく効果的なものにするかといった視点も求められていた。

ワークフロー処理における大きな悩み

アシックスは、全世界に広がる拠点で使用されていたシステムを、Google Apps1つに統合し、アシックスグループのメンバーが1つのチームとして全世界のどこにいても業務に取り組めるようにシステムの切り替えを行った。しかし、次のような悩みがあった。

各国には、決裁や承認に関してそれぞれローカルなルールがあります。特にワークフローのうち日本国内でのプロセスはかなり細かく、Google Appsだけでは対応が難しいという悩みを抱えていました(アシックス グローバルIT統括部 中西氏)

そこで、日本独自の決裁や承認に関する業務プロセス処理の難しさを解決するために、ドリーム・アーツの「INSUITE」(以下、インスイート)と「ひびきSm@rtDB」(以下、スマートDB)を採用した。

Webブラウザだけで、どこからでも仕事ができる環境を作ろうとしていましたので、Webベースのドリーム・アーツ製品によるソリューションを選びました。また、すでに導入しているさまざまな企業から感想を伺い、十分な実績があることも分かりましたので採用しました。(中西氏)

Google Appsと組み合わせた利用も十分に満足いくものだったため選びました。(グローバルIT統括部 統括部長 本間氏)

システム刷新を改革のチャンスと捉えたアシックス。グローバルなコラボレーション・プラットフォームを構築したその効果。7,000個にもおよぶデータベースの断捨離の実現。クラウド利用による「運用レス」からの付加価値創出とはいかに。国内直営販売店 オニツカタイガーの現場で遂行された業務改革とは。

全社的に進められた改革の全貌を収録した事例全編をぜひご覧ください。