2021年7月7日に「SmartDB HubFanMeeting」を開催しました。今回は少しだけ当日の様子をご紹介します!
本イベントでは、「SmartDB」の最新情報を開発責任者からご紹介するとともに、ご利用中のお客さまに「SmartDB」の活用事例もご講演いただきました。そのほかにも、参加者同士で「SmartDB」の方法を紹介し合う「自慢のSmartDB紹介」や、SmartDB開発部門に直接質問できる質疑応答のコーナーも併せて開催し大盛況に終わりました。
すでに「SmartDB」ご利用中の方はもちろん、「SmartDB」をご検討中の方もぜひご覧ください。
第1回 SmartDB HubFanMeetingの開催レポートはこちら
SmartDB HubFanMeetingとは?
「SmartDB」ご利用中のお客さまが一同に集うユーザー会です。2017年4月から続け、毎回多くの方々に参加いただいていた「SmartDB勉強会」を前身として2021年に「SmartDB HubFanMeeting」という新たな名称に変わりました。 SmartDB勉強会の開催レポートについてはこちら 「SmartDB HubFanMeeting」の「Hub Fan」は、“Hub Fan(ファンを繋ぐ場)”と“Have Fun(楽しむ)”をかけたものです。ドリーム・アーツから「SmartDB」について将来ビジョンを含む開発最新情報に関するメッセージをお伝えし、「SmartDB」をご利用中のお客さま同士の出会いによる新しいテーマへの関心、気づきを発見できる場になって欲しいという想いを込めています。
「Hub Fan」に込めた想いを実現するべく、以下のような方針の元で開催しています。
- 「SmartDB」の開発担当者より新機能のご紹介や今後の開発方針をお伝えし、活用方針の検討にご活用いただく
- 「SmartDB」をご利用中のお客さま同士の交流強化・利活用促進につながる情報交換やディスカッションの場の提供
- 新機能やロードマップに関する質疑応答を通じて、「SmartDB」をご利用中のお客さまと開発担当者で相互のフィードバックを行い今後の製品開発の参考に役立てる
開催内容
- 参加者同士の自己紹介、「自慢のSmartDB」の紹介
- ユーザー講演:「SmartDB」活用事例のご紹介
- ドリーム・アーツ講演:開発部門より、「SmartDB」最新情報・新機能のご紹介
- 懇親会 -参加企業さまに質問したいこと -ドリーム・アーツ開発部門に質問したいこと
【当日のアジェンダ】
当日は26社47名の方にご参加いただき、前回を大幅に超える参加人数となりました。「自己紹介」では、各参加者がオンライン上の部屋に5~6名のグループに分かれて実施。「自慢のSmartDB」紹介では、各参加者より自社での「SmartDB」活用方法を紹介いただきました。参加者同士での質問も多く飛び交い、時間が足りないほど盛り上がりました。
ユーザー講演:「SmartDB」活用事例のご紹介
(A社さま)
ユーザー講演では2社から導入の背景や活用事例についてお話しいただきました。開催レポートではA社さまの講演についてご紹介します。
A社さまからは「SmartDB」導入以前の課題や導入後の活用事例、今後の展望についてお話しいただきました。登壇いただいた方の部署では、テレワーク環境の整備を進めてこられていました。社内アンケートの結果、在宅勤務の阻害要因として、社員から「紙書類の印刷」「押印対応」が多くあげられたことをきっかけに、書類の電子化やワークフロー対応をするべく「SmartDB」の導入が決まりました。
A社さまの活用事例として、特徴的かつ参加者から参考にしたいと声が多かったのが「各種申請手続用 汎用型ワークフロー」でした。 こちらは、元々各部宛の申請手続きで用いられていた書式を添付して回すことで、書類の印刷、押印手続きや申請手続き完了後のファイル保管も不要とするワークフローです。まずは全社での電子化を一気に促進させるために、既存の書式をそのまま活用する方針で進められました。
「SmartDB」導入後の効果として、「費用をかけたり、情報システム部に頼ったりすることなく、改修が可能なので利用者の声をすぐに反映できる」という声を挙げられていたことが印象的でした。今ではほかの部門から「この業務はSmartDB化できないか?」といった相談もくるようになったとのことです。テレワーク環境下における「SmartDB利用者」からの質問や問合せへの対応を効率化するために、「SmartDB」側での「お知らせ」バインダと社内チャットボット、マニュアルサイトを相互リンクさせている、という取り組みはドリーム・アーツにとっても運用事例として大変参考となりました。
今後は「各種申請手続用 汎用型ワークフロー」の見える化の仕組みにより把握できた利用頻度の高い業務の専用フォーム化や、A社さまの本業である事業での業務活用を検討しているとお話しいただきました。
ドリーム・アーツ講演:「SmartDB」最新情報・新機能のご紹介
「SmartDB」の開発責任者である鳥羽より最新機能についてご紹介しました。最近の「SmartDB」を取り巻く環境のひとつに、以前よりも現場部門(非IT部門)の方が自ら「SmartDB」を活用する事例、「デジタルの民主化」傾向が増えています。
そんな背景も踏まえて、現場部門の方がより「SmartDB」を活用しやすいよう、ノーコードで対応できる機能を強化しました。最新機能として、文書の公開・改訂レビューを厳密に管理できるようになる「文書改訂機能」や、申請業務での承認担当者のメンテナンスが楽になる「組織ロール機能」などをご紹介しました。
また、開発中の「新フォーム定義」や「バインダ間連携の強化」についてもご紹介し、新フォーム定義のデモ動画では今まで以上に直観的な操作と効率的な業務アプリ構築ができることを体感していただきました。
懇親会の様子
本編の最後に、有志の方で懇親会も開催しました。オンラインでの懇親会でしたが、登壇企業さまに向けて沢山のご質問をいただきました。途中から登壇企業さまに対してだけなく、企業さま同士が質問し合うなどの場面も見受けられました。 オンライン開催であっても、ユーザーさま同士の交流はさらに増やしていきたいと感じた一場面でした。
参加者さまの声
ここでは、開催後のアンケートでいただいたコメントの一部をご紹介します!- 他社の事例、今後のSmartDBの開発予定機能が聞けて勉強になりました。
- ユーザー事例の内容は大変ためになりました。特に汎用ワークフローは、目から鱗でした。自社内で展開できないか検討します。
- 他社の実際に活用されている生の声を聞くことができたので、ITに精通していない自分も頑張れると思うことができました。
ノベルティの紹介
今回はオンライン開催ながら参加者同士で一体感を得ていただけるよう特別なノベルティグッズもご用意! ドリーム・アーツオリジナルのボックスにグッズを詰め込み、当日までに参加者のお手元に届くようにしました。参加者の皆さまにはノベルティを通して少しでも一体感やドリーム・アーツらしさを感じていただけていたら嬉しいです。
ドリーム・アーツ製品のロゴ、キャラクターをステッカー風にちりばめています!
プリングルス、お茶、マスクケース、ステッカーのセットです。この日のために作ったオリジナルノベルティになります。
まとめ
「第2回 SmartDB HubFanMeeting」の開催レポートはいかがだったでしょうか?最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
次回の「SmartDB HubFanMeeting」の開催は冬! 今回は残念ながらご参加いただけなかった皆さまも、ぜひご参加ください。
ドリーム・アーツでは、これからも最新の開発情報の共有・「SmartDB」ユーザーさま同士の交流の場となる「SmartDB HubFanMeeting」を定期的に開催いたします。 この他にも「スマコミュ!(SmartDB -Community-)」も定期開催しています。「スマコミュ!」は、特定のテーマをもとに「SmartDB」ご利用中のお客さま同士で活用アイデアやお悩みを共有しあい、交流することができる少人数・小規模な会です。こちらもぜひご活用ください!
「スマコミュ!」の開催レポートについてはこちらこの記事の執筆者:えもり (マーケティンググループ)
社内業務での利用やお客様導入などでバインダやプロセスの開発を経験。
お客様向けにSmartDBのハンズオン講師も実施したことがあります。
ブログを通してSmartDBの良さを伝えられればと思います!